戸建住宅を購入する場合、現状及び将来の家族構成等を考慮し、増築、改築の必要性が生じるか否かにより、増改築の可能性がある場合は適した建築工法(住宅の骨組)を選び、ハウスメーカーを選定する事が大切です。
建築工法の種類 |
特 徴 |
他工法との比較 |
1.従来工法(軸組工法) |
・設計に柔軟性がある
・増築し易い |
機密性、耐久性にコストが掛かる |
2.計量鉄骨工法 |
・耐震性が高い
・耐久性が高い |
設計の柔軟性に劣る |
3.ツーバイ工法 |
・機密性に優れている |
増改築には適さない |
4.コンクリート工法 |
・耐震性が高い
・耐久性が高い |
防水、防湿にコストが掛かる |
1) 設計、プラン等
- 設計、見積もりはハウスメーカー等2〜3社に絞込み、同じ坪数で大雑把に比較する。
- プランニングには時間をかけ、契約を急がない。契約を急ぐ会社には注意する。
- 契約前に契約対象となるハウスメーカー等の施工現場を見学する。
現場見学会や普段の現場を見せてもらえる会社は安心で、現場の安全や衛生面に
気配りしている会社は現場を十分管理できている証になる。
- アフターサービスや定期点検がしっかりしている会社は後々安心です。
- 1社に絞ったら打ち合せを徹底し、納得いく良いプランを作ることが必要です。
2) 資金、決済関係
- 銀行融資は2000万台後半までなら、年齢、年収、勤続年数にあまり左右されないで融資がおりる可能性が高くなっております。
- 契約前に事前融資申し込みができ、融資の可否や融資限度額等が3日間程度でわかります。予算に合ったプランニングに練り直せます。
- 大手ハウスメーカーであるほど、ニーズに合った土地探しは可能性が高く、
限定した土地の場合は土地を早く売りたいと言う会社の思惑があり注意は必要となる。
- 2世帯でのリレー式借り入れもあります。
3) 契約関係
- 融資の事前申し込みの結果等、全ての打ち合わせ事項完了後に契約する。
- 打ち合わせは不安内容が解消するまで、徹底して納得いくまで行う。
- 契約前にアフターサービス担当者と会い、アフターサービス内容を確認しておく。
4) 施工関係
- 土地の地盤がどの様になっているか(軟弱地盤か否か)確認しておく。
- 土地の地盤に基づき基礎部分が適正な鉄筋コンクリート造になっており耐震強度が維持できているか確認する。
- 施工時期はあまりあせらず、色々な打ち合わせを完了させてから開始する。
5) 工事施工について
- 施工開始時期は色々な打ち合わせを完了してから開始する。
- 建物の土地地盤の確認をしておく。
- 基礎部分等のコンクリート工事が耐震性を考慮した施工か否か確認する。
- 工事着工後は必ず現場を見に行き、工事の進捗状況を確認しておく。
6) その他
- 建物の完成引渡し後のアフターが組織的に整備されているハウスメーカーを選定する。
新築であっても必ず入居後に不具合はつきもので、
建物の価格だけで判断せずアフター面や建物の保障内容等もハウスメーカー選定の材料にする。
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